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仮設材を中古で調達する|敷板・安全ネット・単管以外の見極め方

仮設材を中古で調達する|敷板・安全ネット・単管以外の見極め方
※画像はイメージです

仮設材というと足場と単管に目が行きますが、現場を動かすにはそれ以外の資材も要ります。敷板、安全ネット、仮囲い、養生材。これらも中古で流通しており、稼働率が高い会社なら購入が合理的です。ただし安全に関わるものが混ざるため、線引きが要ります。

足場と単管については関連記事「中古足場の買い方」「単管パイプの買取と中古売買」で扱っています。ここではそれ以外を整理します。

中古で流通する仮設材

資材 中古の可否 判断の軸
敷板(樹脂、鉄板) 中古が多い 割れ、変形、滑り止めの摩耗
安全ネット、防炎シート 慎重に 劣化は目視で分かりにくい。表示の確認が要る
仮囲いパネル 中古が多い 変形、留め具の欠損
単管バリケード、コーン 中古が多い 破損、退色
脚立、作業台 状態次第 別記事「脚立・はしごの処分」参照
養生材(プラベニ、ブルーシート) 消耗品 基本は新品。汚れが移る

安全ネットと防炎シートだけは扱いが違います。 見た目がきれいでも紫外線で強度が落ちていることがあり、外から判断できません。

安全ネットを中古で買うときの注意

墜落防止に使うネットは、劣化すると本来の性能が出ません。中古を検討するなら次を確認してください。

  • 製造年月の表示があるか
  • 使用期間(何年、どの環境で使われたか)
  • 強度試験の記録があるか
  • 色あせ、糸の毛羽立ち、部分的な切れがないか
  • 縁ロープと取付部の状態

表示が読めないネットは使わないでください。 いつ作られ、どれだけ使われたかが分からないものは、性能を担保できません。

墜落防止に関わる資材は、安く手に入ることより確実に機能することが優先です。判断に迷うなら新品またはレンタルを選んでください。

敷板の見極め

敷板は中古の流通が多く、状態も判断しやすい資材です。

樹脂敷板

  • 割れ、欠け(重機が乗ると一気に進む)
  • 反り(設置面に密着しないと沈む)
  • 滑り止め(表面のパターン)の摩耗
  • 吊り穴の破損

鉄板(敷鉄板)

  • 変形(波打ち)
  • 厚みの減り
  • 溶接部の割れ
  • 端部のめくれ(つまずきの原因になる)

樹脂敷板は「割れていないこと」が最優先です。 一度ひびが入ると使用中に一気に割れます。

仮囲いパネルとバリケード

  • パネルの変形とへこみ(並べたときに面が揃わない)
  • 留め具、クランプの欠損(数が合わないと固定できない)
  • 文字や表示の状態(自社名が入っているものは消せるか)
  • (統一されていないと見栄えに影響する)

中古の仮囲いは、他社名が入っていることがあります。 消せるか、上から貼れるかを確認してください。

買うか借りるかの判断

使い方 向いている調達
常時どこかの現場で使う 購入(中古も可)
現場ごとに必要量が大きく変わる レンタル
保管場所がない レンタル
安全に直結する資材(ネット等) 新品またはレンタル

保管場所の有無が実は最大の分かれ目です。 敷板も仮囲いも場所を取るため、置き場がないと購入は成立しません。

保管のしかた

  • 敷板は平らに重ねる(立てかけると反る)
  • 樹脂敷板は直射日光を避ける(紫外線で脆くなる)
  • ネット類は乾かしてからたたむ(濡れたまま畳むとカビと劣化)
  • 仮囲いパネルは面を揃えて立てる(重ねると変形する)

濡れたまま保管することが、シート類の寿命を最も縮めます。

売るときに揃える情報

  1. 種類と数量(敷板なら枚数とサイズ)
  2. 使用期間
  3. 状態が分かる写真(割れ、変形が分かる角度で)
  4. 他社名の表示の有無
  5. 引き取り場所と積み込みの手段

敷板は重量物です。 積み込みにフォークリフトが要るかどうかを先に伝えてください。

数量を把握しておく

仮設材は現場に散らばりやすく、何がどれだけあるか分からなくなります。

  • 種類ごとの数量を一覧にする(敷板の枚数、パネルの枚数、コーンの本数)
  • 現場ごとの持ち出しを記録する
  • 竣工時に引き上げリストに入れる
  • 年に1回は棚卸しする

「足りないから買う」を繰り返すと、実は倉庫にあった、という事態になります。 特に敷板とパネルは場所を取るため、余分に持つコストが大きい資材です。

他社の資材と混ざらないようにする

複数業者が入る現場では、仮設材が混ざります。

  • 自社名または記号を入れる(塗料、刻印、タグ)
  • 保管場所を分ける
  • 引き上げ時に数を数える

混ざったまま引き上げると、次の現場で他社から連絡が来ます。 目印を入れておくだけで防げます。

よくある質問

Q. 中古の安全ネットは使ってよいか A. 表示が読め、使用期間と保管状況が分かるものに限ります。判断できないものは使わないでください。

Q. 敷鉄板は買ったほうが得か A. 重量物で保管場所と運搬手段が要ります。使用頻度が高く、自社で運搬できる体制があるなら購入の検討価値があります。

Q. 養生材も中古で買えるか A. 消耗品なので基本は新品です。前の現場の汚れが移ると仕上げに影響します。

Q. 仮囲いは規格が揃っていないと使えないか A. 高さと留め具が揃っていないと並べたときに面が揃いません。既存の在庫と同じ規格かを確認してください。

Q. 中古のコーンやバリケードは見栄えが悪くないか A. 退色したものは現場の印象に影響します。発注者の目に触れる場所には新しいものを使い、裏方に中古を回す使い分けが現実的です。

まとめ

足場と単管以外にも中古で調達できる仮設材はありますが、安全ネットと防炎シートだけは扱いが違います。劣化が外から判断できないため、表示と使用期間が分からないものは使わないでください。敷板は割れと反り、仮囲いは変形と留め具の欠損が判断点です。購入かレンタルかは使用頻度と保管場所で決まり、場所がない場合は購入が成立しません。

敷板や仮囲いは、規格と数量を指定して探せます。GenbaLink 在庫マーケット は引き取り場所が市区町村まで分かるので、重量物の運搬計画まで含めて判断できます。

足場そのものは中古足場の買い方、単管は単管パイプの買取と中古売買で扱っています。

#仮設材#中古#敷板#安全ネット#養生

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