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ケーブルドラム(木ドラム)の返却・処分・買取|先に確かめること

ケーブルドラム(木ドラム)の返却・処分・買取|先に確かめること
※画像はイメージです

電線を使い切った後の木製のケーブルドラム(木ドラム)は、捨てる前に「返却できるか」を購入先に確認するのが先です。 ドラムを回収している電線メーカーや電材店があり、回収の有無と条件は取引先ごとに違います。返却できない場合は、売れるか、社内で使うかを見て、最後に廃棄物として処分します。順番を逆にすると、返せたはずのドラムに処分費を払うことになります。

この記事では、ケーブルドラムの返却・売却・処分の判断の順番と、それぞれで確認することを整理します。電線そのものを売るときの考え方は電線・ケーブルの買取価格はどう決まるかで扱っています。

判断の順番

順 選択肢 確認すること
1 購入先に返却する 回収しているか、条件(状態・数量・持ち込みか回収か)
2 同業者に譲る・売る 電線を巻き直して使う業者がいるか
3 社内で使う 置き場があるか、使う予定があるか
4 廃棄物として処分する 種類(木製・鉄製・樹脂製)と委託先

1番目の確認は、電線を買った時点でしておくのが理想です。 現場が終わってからでは購入先の伝票が見つからないことがあります。

返却するとき

先に確認すること

  • 回収の対象になるドラムか(メーカーの刻印があるもの、特定のサイズなど、条件を設けていることがある)
  • 状態の条件(割れ、釘の飛び出し、腐食があると対象外になることがある)
  • 返し方(購入先へ持ち込むのか、回収に来てもらうのか)
  • 費用の扱い(無償か、回収費がかかるか、逆に返金があるか)

返却の条件は取引先ごとに違うため、この記事では一律の条件や金額は挙げません。 購入した電材店に確認するのが一番早い方法です。

返却のための保管

現場に置いたままにすると、雨で傷んで返却の条件を外れることがあります。

  • 使い終わったら屋根の下か、シートをかけて保管する
  • 残りの電線を巻いたまま返すか、外すかを確認する
  • ドラムの側面に購入先や現場名を書いておく(どこで買った物か分からなくなる)

同業者に譲る・売るとき

大きなドラムは、電線を巻き直して保管したい業者や、ドラムを転用したい人が探していることがあります。

  • サイズ(直径・幅)を測って書く
  • 状態の写真を載せる(割れ、腐食、釘)
  • 引き取りを基本にする(大きく重いので発送には向かない)

電線が残っているドラムは、電線の種類・サイズ・残りの長さを書けば、電線ごと売れることがあります。 短い残りでも、同じ種類の電線を探している業者にとっては使い道があります。

社内で使うとき

ドラムを社内で再利用するなら、使い道と置き場を決めてから残してください。

  • 余った電線を巻き直して保管する
  • 仮設の作業台などに使う

使い道のないドラムを「いつか使う」で残すと、倉庫の場所を取ります。 置き場の考え方は倉庫整理の手順で扱っています。

処分するとき

種類で分ける

種類 処分の考え方
木製ドラム 木くず・廃木材として処理業者に委託する。釘や金具が付いたまま受け入れるかを委託先に確認する
鉄製ドラム 金属として売れることがある。鉄スクラップとして持ち込めるかを確認する
樹脂製ドラム 廃プラスチックとして処理業者に委託する

鉄製ドラムは処分費を払う前に、金属として売れないか確認してください。 持ち込みの条件は鉄スクラップの持ち込みで扱っています。

木製ドラムの扱いの注意

木くずは、廃棄物処理法施行令で産業廃棄物になる範囲が業種や発生の経緯で決められています(同施行令第2条第2号)。建設業に係るもので工作物の新築・改築・除去に伴って生じたものなどが対象で、使い終わった梱包資材としてのドラムがどれに当たるかは、発生の経緯で判断が分かれることがあります。 委託先の処理業者と、必要に応じて自治体に確認してから出してください。

委託するときの基本

  • 処理業者の許可の内容を確認する(品目に木くず・金属くず・廃プラスチックが入っているか)
  • 委託契約を書面で結び、マニフェストを交付する

許可の確認方法は産廃業者の許可をどう確認するかで扱っています。

ドラムを増やさない工夫

  • 必要な長さで切り売りしてもらえるか、購入時に確認する(ドラムで買わずに済む場合がある)
  • 返却の条件を購入時に確認し、伝票と一緒に保管する
  • 現場ごとにドラムの数を記録する(返却漏れを防ぐ)

ドラムが倉庫にたまる原因の多くは、返却の確認をしないまま現場が終わることです。 現場の片付けのリストにドラムを入れてください。

よくある質問

Q. メーカー名が入ったドラムは勝手に捨ててよいか

回収の対象になっていることがあります。捨てる前に購入先に確認してください。

Q. 電線を剥がして残りのドラムだけ売れるか

需要があれば売れます。サイズと状態を示し、引き取りを条件にすると動きやすくなります。

Q. 木ドラムを焼却してよいか

廃棄物の焼却には法令の制限があります。自社で燃やさず、許可を持つ処理業者に委託してください。

まとめ

  • 捨てる前に、購入先に返却できるかを確認する。条件は取引先ごとに違う
  • 返却できなければ、同業者に譲る・売る、社内で使う、の順に検討する
  • 鉄製は金属として売れることがある。木製・樹脂製は許可業者に委託する
  • 木くずの扱いは発生の経緯で変わる。委託先と自治体に確認する
  • 購入時に返却の条件を確認し、現場の片付けリストにドラムを入れる

残った電線とドラムは、必要としている同業者に売れることがあります。GenbaLink 在庫マーケット は引き取り限定でも出品でき、引き取り場所を市区町村まで示せます。

出典・参考

#ケーブルドラム#木ドラム#返却#処分#電線

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